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タイの担当者が語る! かわいいの魔法にかかったコンビニエンスストア誕生秘話

みなさん、こんにちは。
Sanrio Times編集担当の鈴木です。

今回はタイ・バンコクの「7 Eleven Asok店」についてお届けします。

装飾された店舗は、まるでサンリオショップのようにキャラクターとのひとときを楽しめる空間、と社内でも話題になっています。

そこで今回はお店の様子や、担当者に誕生秘話を取材しました。

サンリオ社員の心を鷲掴みにしたコンビニエンスストアとは?

昨年2022年に装飾されたばかりの「7 Eleven Asok店」は、タイ・バンコクのSrinakharinwirot(シーナカリンウィロート)大学の近くに位置し、カフェスペースもあるコンビニエンスストアです。

実際の店舗の写真を交えながらご紹介します。

入り口でお出迎えしてくれるのは、タイでも人気の「ハローキティ」「ポムポムプリン」「バッドばつ丸」「シナモロール」「マイメロディ」「けろけろけろっぴ」の6キャラクター。

店内に一歩足を踏み入れると、商品棚の上にキャラクターたちがちょこんと乗っていました。

見上げると、天井にはキャラクターの形をした照明がきらめいています。

2階のカフェスペースに行くと、壁や柱にカラフルなスイーツも。

椅子にはキャラクターたちのお耳がついています。

カフェスペースの奥には、キャラクターと一緒に撮影できる特別なフォトスポットも。


なぜこんなにかわいいコンビニエンスストアが生まれたのか、シンガポール在住で、タイを担当しているサンリオグループ社員に誕生秘話を伺いました。

かわいいコンビニエンスストアが誕生した理由

ジン(Ginn)

ージンさんが担当された「7 Eleven Asok店」が、サンリオ社内で話題になっていますが、タイにもセブンイレブンがあるんですね!

ジン:セブンイレブンは、タイで約1万3千もの店舗を展開していて、コンビニエンスストアのシェアナンバーワンなんですよ。Eコマースプラットフォームもあり、800万人以上の方に利用されています。

多くの方から愛されているセブンイレブンと、今回コラボレーションできて嬉しいです。

―コンビニ装飾を行った理由はなんですか?

ジン:タイ・セブンイレブンと大きなプロジェクトを行なっていることをお客様に知っていただけたらと考えて、店舗の外観から内観に至るまでデコレーションしました。デザインには  「Kawaii Factory で作った商品や食品を、セブンイレブンでお客様に届けたい」 というコンセプトがあります。

―セブンイレブンとのプロジェクトでは、どんなことを行いましたか?

ジン:店舗の装飾以外にも、プライベートブランド商品として雑貨や食品を商品化し、タイ・セブンイレブン公式オンラインショップでも販売いただきました。オンラインショップにサンリオのキャラクターグッズが買えるコーナーも作っていただいたんですよ。ほかにもセブンイレブンで購入するとキャラクターグッズが手に入るキャンペーンや、アプリ内でイベントを開催しました。

このような多角的なプロモーション展開はタイ・セブンイレブンにとっても、初めての試みだったそうで、すごく大変でしたがやりがいのある仕事でした。

担当したプライベートブランドの商品と

―タイならではの人気のあるグッズはありますか?

ジン:子供用のレインコートはタイならではの便利なアイテムです。タイの気候は熱帯で、雨の影響を多く受けるんです。午後に大雨が降ることも多く、軽くて手頃な価格のレインコートは不意の雨に遭われたお客様に重宝されています。

―アプリ内で開催したイベントについて教えてください。

ジン:セブンイレブンのアプリ内にてサンリオキャラクターのイベントを開催しました。キャラクターを探して隠れたお宝を手に入れる内容で、集めたコインなどはゲーム内のアイテムやセブンイレブンで使用できる割引クーポンなどに交換できました。

―キャラクターは店舗の装飾からアプリ内イベントまで幅広く活躍していたのですね。なぜタイでキャラクターは愛されているのでしょうか。

ジン:タイでの事業は20年以上前から行っています。タイのティーンエイジャーなど若い世代は日本文化の流行に敏感なので、「かわいい」というキャラクターたちの魅力が受け入れられたと思います。私も幼い頃からサンリオのキャラクターグッズが大好きでした。

今ではサンリオの海外売り上げではタイが東南アジアでトップの収益を上げている市場に成長し、東南アジア全体の半分を占めているんですよ。

わたしのサンリオ時間

―ジンさんのとっておきのサンリオ時間(※)について教えてください。

ジン:幼い頃からずっとグッズをよく見ていて、キャラクターの可愛らしさが大好きでした。入社して「ハンギョドン」に出会ったときに、その無邪気な姿に惚れ込んでしまいました。

今ではオフィスでも自宅でも、「ハンギョドン」のグッズを揃えています。お気に入りの「ハンギョドン」のグッズは日本のサンリオショップで買ったブローチです。商談に行くときは必ず身につけています。

(Profile)Ginn Ng
東南アジア地域(タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナムなど)で事業を行うSANRIO SOUTHEAST ASIA PTE. LTD.(サンリオ サウスイースト アジア)のシニアライセンシングマネージャー。タイとフィリピンを担当。


取材をおえて

ジンさんのお話はいかがでしたでしょうか。
取材を通して店舗の装飾だけでなく、プライベートブランド商品、アプリ内イベントなど多方面で活躍しているキャラクターたちの姿を知ることができ、嬉しくなりました。

コンビニの装飾は2023年9月まで実施予定とのことなので、タイ・バンコクに行く機会があれば、一度足を運んでみてくださいね。

海外でのサンリオの事業に興味をもたれた方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

https://sanriotimes.sanrio.co.jp/n/na8e4d3cd9ed6

(おわり)

(※)サンリオ時間とは
お客様が当社キャラクターや製品・サービスに「夢中」になってくださっ た時間や、お客様に「寄り添っている」時間を合わせたものが「サンリオ時間」です。サンリオはこの時間をできる限り増やし、笑顔の機会をたくさん作っていきたいと考えております。

https://corporate.sanrio.co.jp/sdgs/03

© 2023 SANRIO CO., LTD. 著作:㈱サンリオ

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