スポーツを通じて世界中みんななかよく!
こんにちは! Sanrio Times編集担当です。
サンリオがスポーツ支援活動を行っているのはご存じでしょうか?
私たちがスポーツ支援活動を通して、どのような未来を思い描いているのか。そして、企業としてどのようなチャレンジをしているのかをお話させてください。
キャラクターが競技の活性化につながる!
ー サンリオのスポーツ支援活動の目的を教えてください。
金森:スポーツの大会や各種イベントへの協賛を通じて競技の発展に寄与することです。日本から世界へ、夢や目標に向かって頑張るアスリートを応援したいという思いで活動しています。
スポーツは、文化、国籍、世代などさまざまな違いをこえて「みんななかよく」なれる方法のひとつですよね。例えばフィンランド発祥のスポーツ「モルック」ってご存知ですか?
ー モルック・・・?
金森:「モルック」はモルックと呼ばれる木の棒を投げ、数字の描かれた木のピン(スキットル)を倒し得点を競い合うスポーツなんです。老若男女を問わずにだれもが共に同じフィールドでプレーできるのが特長です。
サンリオは、「モルック」の普及活動を、2022年4月から日本モルック協会と一緒に行っています。
「キングオブモルックのモルック大作戦!」(TOKYO MX)という番組で、「ハローキティ」もチームを組んで、さらば青春の光・森田さんが率いるモルック日本代表チームと対戦したこともあるんですよ。
こういった活動を通して、これまで競技になじみのなかった方にも魅力を伝えていき、メジャーなスポーツになってくれたら嬉しいです。
「Sanrio Smile Golf Tournament」を開催!
ー ほかにはどのようなスポーツの支援を行っていますか?
金森:将来有望な若手女子ゴルファーを応援する「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」のパートナーとして、2021年から「Sanrio Smile Golf Tournament」という大会を開催する形でのサポートを行っています。
ー 「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」って何ですか?
金森:2019年に始動した、株式会社マイナビと株式会社ALBAのユニークな取り組みです。将来有望な若手女子ゴルファーに、賞金のかかった真剣勝負の機会を提供し、その活動をサポートしています。これまでに12選手がJLPGAプロテストに合格するという夢を叶えているんですよ。
全試合のインターネットライブ配信、さらに選手自身が情報を積極的に発信していくことで、選手とファン双方が身近な存在と感じてもらい、ゴルフ競技振興につながる仕組みづくりに挑戦されています。
ー サンリオはどのようにサポートしているんですか?
金森:今2023シーズンは年間15試合のうち、2戦をサポートしていて、そのうちの1戦が6月1日に開催されました。表彰式に10キャラクターが駆けつけたんですよ!
ー 詳しく聞かせてください!
金森:会場全体をオリジナルデザインのフラッグで装飾したり、キャラクターもコースに赴き、選手たちを応援しました。
試合の翌日にはプロアマも開催しているのですが、試合とはまた違ったリラックスした雰囲気の中、サンリオのキャラクター達と触れ合っていただくことで、選手や参加者のみなさんにたくさんの笑顔がうまれる楽しいイベントなんです。
ー サンリオの世界観がそのままゴルフ場にやってきたみたいですね!
金森:ティーショットをキャラクターが応援してくれたことは多くの選手の印象に残ったようです。「緊張がほぐれた」「キャラクターに会えて嬉しかった」という声もたくさん届いています。
ー苦労されたことはありますか?
金森:過去3回開催しているのですが、毎回お天気には悩まされています。開催日が近づいてくるとスタッフみんなで、天気予報から目が離せません。
トップアスリートを応援!
ー 2022年9月には、卓球の平野美宇選手とスポンサー契約を結んだと聞きました。
金森:平野選手は、お母さまの指導のもと3歳から卓球を始め、子どもの頃のはじめての夢が「キティ屋さん」だったことなど「ハローキティ」とのご縁もあり、私たちは長年にわたりアクティブなご活躍を見守っていました。そんな歴史もあり、正式に平野選手を応援させていただくことになりました。
平野選手がサンリオに来社してくださった時は、社員みんなが大歓迎。その姿をみて平野選手も感激し、帰りのエレベーターの中で目を潤ませていたそうです。
そんな直接の交流も手伝って、平野選手のご活躍を見るたびにとても嬉しい気持ちになりますし、社員のモチベーションも高まっています。
ー その後、2023年にはスケートボーダーの西矢椛選手、織田夢海選手と所属契約をしましたね。
金森: はい。西矢選手は2020年東京大会で優勝に輝いた選手です。そして織田選手はスケートボードで最も権威あるコンテストの1つ「Street League Skateboarding」にて、単一トリックに付く得点として女子史上最高・女子史上初の9点台(9.4点)を持つ選手です。スケートボードは2020年東京大会で正式競技になりましたね。
スポーツを通して、世界中に笑顔を届けたい
ー「スポーツ支援活動」への思いを教えてください。
金森:サンリオの持つエンターテイメントの力で世界中に笑顔を届けたい、そんな思いが私たちのスポーツ支援の原点となっています。
私たちサンリオは、2020年に「One World, Connecting Smiles.」という新しいビジョンを掲げています。これは世界中のみなさんの笑顔を作り出し、幸せが輪になって広がっていくことによって「みんななかよく」という企業理念の達成を目指すものです。このビジョンを実現するために、新たにスポーツ振興に貢献していきたいと考えました。
これまでの企業理念に基づいた活動としては、ハローキティと一緒に全国の病院や施設、災害被災地を廻ったりするなどして、様々な状況にいる方たちを応援してきました。
スポーツは言語や文化の壁を越えてどなたでも楽しめるエンターテインメントの1つですし、自らの夢に向かって頑張るアスリートの姿は、勇気と希望、そして笑顔を世界中の人々に届けると信じています。
ー 卓球とスケートボードは世界的にも人気があるんですか?
金森:平野選手が取り組む「卓球」は競技人口約3億人、西矢選手と織田選手が取り組む「スケートボード」の競技人口は世界で5000万人と言われており、世界中で愛されている競技なんですよ。
この国際性豊かな競技に取り組む選手を支援することで、日本だけではなく世界中に「みんななかよく」の輪を広げていければと思っています。
金森:選手たちは試合に参加するために日々世界中を飛び回っています。そんな忙しい選手たちの日常にキャラクターたちが寄り添い、パワーをとどけられたら嬉しいです。
平野選手はユニフォーム、西矢選手と織田選手はデッキに、サンリオのロゴと「ハローキティ」のデザインをそれぞれ入れて下さっているのですが、試合の際にも「ハローキティ」の顔を見ることでリラックスして実力をだしきり、世界に羽ばたいていただきたいです。
ー 最後に今後の予定について教えてください
金森: 未来を担うスターを応援し続けたいと思っています。
将来的にはさらに他のスポーツやスポーツ以外の分野にも拡げていきたいですね。例えば物を作る人や絵を描く人など、いろんな夢や目標に向かってがんばる若者を応援する機会をもっともっと増やしていきたい。「One World, Connecting Smiles.」です!
サンリオ時間
今回のサンリオ時間は特別編!
「マイナビネクストヒロインゴルフツアー2023」に参加された選手のみなさんにアンケートを行いました。
Q.サンリオのキャラクターとの思い出やエピソードを教えてください
・去年この大会で2位になりました。その際、「ハローキティ」のぬいぐるみを持ってインタビューを受けたことを覚えています。
・小さい頃、100ヤードの看板をドライバーで越えるようになったら、「シナモロール」のぬいぐるみを買ってもらう約束をしたことがあります。ぬいぐるみのために頑張って練習をしました!
ちなみに好きなキャラクターを聞いたところ、1位が「シナモロール」、2位が「ポムポムプリン」、3位が「クロミ」と「2023年サンリオキャラクター大賞」と同じ結果に! 次点では「マイメロディ」、「ハンギョドン」、「ポチャッコ」、「ハローキティ」と続きました。
(おわり)
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