クリスマスカードを書いてみよう!子どもたちに向けたワークショップを開催
もうすぐクリスマス!
前回の記事ではサンリオが展開するグリーティングカード(以下:カード)についてお伝えしましたが、サンリオでは毎年たくさんの種類のクリスマスカードを販売しています。
郵便局やバラエティショップ、書店など、街の至る所で目にするクリスマスカード売り場。
その売り場をよく見てみると、実はサンリオが手掛けているクリスマスカードの種類がとても多いことに驚かれると思います。
クリスマスを翌週に控える12月18日、アーバンドックららぽーと豊洲にて「クリスマスカードを書いてみよう! @ SPBS TOYOSU」が開催されました。
今回行われたのは、クリスマスカードに、家族や友達など大切な人のことを考えてメッセージを記入し、カードや封筒をデコレーションする 、「思いを形にする体験」ができるイベント。
イベントの講師は、サンリオでカードを企画制作しているスタッフ。今回はメンバーの立田に話を聞きました。
立田:デジタルなコミュニケーションが当たり前の時代に生まれた子どもたちにとって、アナログで思いを伝える経験は一周回って新しいのでは、と思います。
手書きの文字ならではのオリジナリティやあたたかさを感じながら家族や友達のことをじっくり考える時間、自分の思いを言葉にする体験を楽しんでいただきたいです。
という思いでイベントを企画しました。
イベント当日の12月18日(日)、会場のアーバンドックららぽーと豊洲「SPBS TOYOSU」には社員家族を含む多くの親子連れが集まり、計3回の開催で23名の子供たちとその保護者のみなさんに参加していただきました。
まず最初に、カードを贈る相手との思い出や、そのときに感じたことをワークシートを使用しながら振り返ります。
カードは、どんなことを書けばいいのかなぁと難しく考えがち。
でも、形式が決まっているお手紙と違って、贈りたい相手に対して思っている気持ちをストレートに伝えることができるのがカードの魅力のひとつです。
一年間ありがとう、の気持ちを友達に伝えたり、
だいすきだよ、の気持ちを家族に伝えたり・・・
会いたいな、元気かな?の気持ちを遠くに住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんに伝えたり・・・
一言で伝えても大丈夫。
たくさん書きたい人は、たくさん書いてももちろんOK!
贈りたい相手の顔を思い浮かべながら、自由に書けるのがカードなのです。
今回のイベントでは、ワークシートに沿った5つのステップでクリスマスカードを書いていきます。
①贈る相手を決める
②贈る相手に伝えたい気持ちを選ぶ
③その気持ちになった理由や、できごとを書く
④カードと同じ大きさの枠に下書きをする
⑤カードに清書をする
スタッフ:
まずは、ワークシートの一番上にある「だれにおくるのか」を決めてみましょう!今日一緒に来てくれているお父さんやお母さん、きょうだいや、遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに向けて書いてみてもいいかもしれません。
このクリスマスカードを見て、贈りたいな〜と思い浮かんだり、伝えたい気持ちがある!という人を選んでくださいね!
参加者されたお子さんのひとりは、カードを贈りたい相手に「はなちゃん」と書いていました。
お話を聞いてみると、3歳の妹さんなのだそう!
スタッフ:
誰に贈るのか決まったら、次は「伝えたい気持ち」をまとめてみる時間です。
カードを贈るのに、選んだ相手に伝えたい気持ちはどんな気持ちでしょう?
こんな気持ちかな?というものにマルをつけてみてくださいね!
1つでも2つでも、3つでも!当てはまるものがたくさんある場合は、たくさん選んでももちろんOKです!
「伝えたい気持ち」に用意された選択肢は
ありがとう
だいすき
元気にしていますか
なかよくしようね
うれしかった
楽しかった
会いたいな
またあそぼうね
の8つ。
最初のステップで選んだ「贈りたい相手」について伝えたい気持ちを、ここでしっかり整理します。
選択肢から選ぶことで、次の「そう思った理由や、できごと」といったエピソードをまとめやすくなります。
スタッフ:
どんな時に、ありがとうやだいすき、楽しかったやうれしかったを伝えたくなったかな?
なかなか会えていない相手に贈るときには、その相手との思い出を書き出してみるといいですよ!
ちょっと悩んでしまうお子さんもいましたが、一緒に参加しているきょうだいが手伝ってあげている様子もうかがえました。
また、サンリオのスタッフもテーブルを周りながらサポート。
お話を聞きながら、アドバイスを送ります。
下書きを終えたら、実際にカードにメッセージを書いていきます。
最初には贈る相手のお名前、最後には自分の名前を書くというお手紙の基本もおさらい。
本番のカードをしたためるお子さんの表情は真剣そのもの!
親御さんも、温かい目で見守ります。
カードを書き終えたら、シールやマスキングテープを使ってカードと封筒にデコレーション!
シンプルなシールも想像力豊かなお子さんの手にかかれば、ユニークなデコレーションに早変わり。
言葉では表現しきれない温かい思いがシールに込められているように感じました。
参加された親御さんからは「ワークシートのおかげで簡単に取り組めたと思います」との声も。
「カードを書く行為を通じて、身近な人のことをもっと好きになれたり、大切に思うきっかけになれたら嬉しいです。」と立田が話すとおり、参加されたみなさんのカードには温かい思いがいっぱいあふれていました!
最後に、今回ご協力いただいた「SPBS TOYOSU」についてご紹介です。
SPBS TOYOSUは本とカフェとラウンジがあるお店です。
「働く」と「暮らす」が同居する街・豊洲の自由な生き方を実現する場として、お気軽にお使いいただけます。
書店としては、文化、学び、ライフスタイルなど、日々の生活と向き合うための本をセレクト。カフェでは、子どもから大人まで楽しめるメニューを季節ごとにご用意しております。ラウンジスペースは作業や勉強、ワークショップやイベント開催など幅広い用途でご利用いただけます。
日常と非日常が入り混じり、自由な使い方で楽しめるお店を目指しています。
店舗公式ページ:
https://www.shibuyabooks.co.jp/spbs_toyosu/
また、サンリオグリーティングカード公式インスタグラムではカードの使い方・選び方など楽しい情報を発信中!ぜひチェックしてみてくださいね♪
https://www.instagram.com/sanrio_greetingcard_official/
それぞれのサンリオ時間
SanrioTimesでは毎回、サンリオ時間をお届け。今回はイベント担当者の立田に聞きました。
立田:料理をするとき、ぐでたまのラン型エプロンを着ています。
めんどうなお皿洗いも、ぐでたまと一緒にマイペースにこなしていくとちょっと楽しくなるような・・・!
ゆる~い姿に家族も笑ってくれるのでお気に入りです。
***
取材を終えて
イベントに立ち会ったSanrioTimes編集チームは、お子さんの表情に終始釘付け!カードを書く真剣な表情や、シールを貼っているニコニコ笑顔・・・
カードを受け取った方にも、そんなお子さんの表情が伝わってほしいなと思いました。
大人でも何を書いたらいいのか悩んでしまうカードですが、このワークシートを思い出せば、悩むことなく思いを記すことができそうです。
気に入ったカードを見つけたら、大切なあの人に贈ってみるのはいかがでしょうか?
(おわり)
取材・文:あずさゆみ
写真:あずさゆみ
(profile)
WebメディアDtimes.jpディレクター/フリージャーナリスト
かわいいもの、おいしいものが大好き。フリーライター、フォトグラファーとしても活動中。
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